3月23日に東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2014」のREDステージにて、TVアニメ『魔法科高校の劣等生』のキックオフ・ステージが行われ、主要キャストから中村悠一、早見沙織、雨宮天、巽悠衣子、オープニングテーマを担当するLiSA、エンディングテーマを担当するELISAが登場した。

左から巽悠衣子、雨宮天、中村悠一、早見沙織、LiSA、ELISA

佐島勤原作の同名ライトノベルをアニメ化した『魔法科高校の劣等生』は、体系化された「魔法」が存在する世界で、魔法科高校に入学した劣等生の兄・司波達也と妹・司波深雪を中心とした物語が描かれる。3月28日には放送直前特番『第一高校入学ガイダンス』が放送され、4月よりTOKYO MXほかで本編がスタートする。

主要キャストはそれぞれにキャラクターを紹介し、雨宮が「(演じるほのかは)優等生ですが明るくて元気で、達也に想いを寄せています」と語ると、中村は「モテちゃってもう。僕モテないキャラはお断りしてるんです」と返して会場を沸かせた。雨宮天と巽悠衣子が魔法を研究する動画番組『ほのかと雫の魔法塾』の制作も発表され、こちらは4月から公式サイト上で、その週作品に登場する魔法をテーマにした動画を毎週配信していくという。

本日配信開始の『魔法科高校の劣等生』WEBラジオも雨宮天と巽悠衣子が担当することが紹介されると、「こういうのは主人公がやるものじゃないの?」と中村が立ち上がって抗議してみせる一幕も。このWEBラジオは、番組名がまだ決まっていないことからキャストが案を出すことになり、中村や早見たち先輩がネタに走る中、雨宮が真面目に考えた「満開! ブルーム放送委員会」が採用されていた。

後半のミニライブコーナーには、OPとEDを担当するアーティストが登場。ELISAが担当するED「ミレナリオ」は、しっとりした曲調で、壮大に歌い上げるサビとラストのコーラスとの掛け合いが印象的な仕上がり。そして、LiSAが担当するOP「Rising Hope」は、「Here we go!!」の第一声からのアグレッシブなナンバーで、間奏で激しく髪の毛を振り乱す攻撃的なステージングで客席を煽っていた。

ステージの最後は早見が「4月からどんどん盛り上がっていきますので、ここにいる皆さんは絶対第一話を見逃さないでくださいね!」、中村が「僕も収録に参加していて、毎話ごとに面白さがあふれてくるような作品ですので、ぜひ楽しんでください!」と締めくくった。