映画『神様のカルテ2』の初日舞台あいさつが21日、都内で行われ、キャストの嵐・櫻井翔、宮崎あおい、要潤、市毛良枝と深川栄洋監督が出席した。

映画『神様のカルテ2』の初日舞台あいさつに出席した宮崎あおい

夏川草介の同名小説を原作にした同作は、2011年公開の映画『神様のカルテ』の続編。妻・榛名(宮崎)の出産を心待ちにする内科医・栗原一止(櫻井)が務める病院に、同期の進藤辰也(藤原竜也)が赴任してくる。患者のために尽くそうとする一止は、すぐに帰ってしまう辰也と衝突してしまうが、"仕事"と"家族"の意義を問われて葛藤する――というストーリーで、映画は全国公開中。

イベントは全国の110館の劇場で同時中継され、主演の櫻井は、「観終わった後にしばらく呆然とするくらい感動しました。とっても素敵な作品になったので、1人でも多くの人に観て頂きたい」とあいさつし、夫を支える妻を演じた宮崎は、「どんなに大変なことがあっても、未来は明るいんだなと感じた作品。大切な人と観てくれればうれしい」とにっこり。また、市毛が「出演者はみんなほわ~っとしてるので、その雰囲気が出てる。櫻井くんが1番のんびり屋さん」と撮影を振り返ると、櫻井は「空気作りです!」と苦笑いで突っ込んでいた。

トークショーでは、同作のテーマ"つながり"に関するエピソードを聞かれ、「学生時代の先生方とのつながりは大切にしたい」と話した櫻井が、「半年前に初めて埼京線に乗って高校の先生に会いに行きました。時間も読めるし早いし、電車って良いですね。全く気づかれなかった」と観客を驚かせる場面も。また、第3弾が制作されるとなれば、栗原夫婦の間に子どもが誕生しており、櫻井は「楽しそう。子ども好きなので大丈夫!」とワクワクで、宮崎も「一止さんは、あたふたしてるお父さんになるんだろうな。母親の疑似体験ができて面白いし、勉強にもなる」と意欲を見せていた。