お笑いコンビのナイツが関西ローカルで初MCを務める番組『2割で世界は変えられる。』が、3月25日(24:54~)より読売テレビで放送される。

実験的大喜利バラエティー『2割で世界は変えられる。』の司会を務めるナイツ

同番組は、「全体の数値の8割は、全体を構成するうちの2割の要素が生み出している」という経済学の学説「パレートの法則」を"笑い"に当てはめる実験的バラエティー。「全商品の売り上げの8割は、2割の商品が上げている」、「すべての仕事の8割は、2割の時間で行われている」などさまざまな分野に応用されているこの法則を使い、全体の“2割”を変更するだけで世界を変える? ほどの爆笑回答を目指す大喜利に、ナイツをはじめゲストのシャンプーハット・小出水、劇作家で演出家の後藤ひろひと、Berryz工房の嗣永桃子が挑む。

川端康成の名作『雪国』をテーマにしたお題では、かの有名な冒頭文「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった」の40字のうち2割の8字だけを変え、まったく違う世界観を作り出す大喜利に臨む。後藤はたった8字に時事問題を折り込む知性派回答を繰り出し、小出水は奇想天外な発想で『雪国』の世界をシュールなものに変えてしてしまう珍回答を披露。そのほか、安倍首相のプロフィール、野球部の先輩後輩の青春の一コマを描いた芝居のセリフなどの2割を変更するユニークな大喜利が出題され、奇跡の爆笑回答が次々と繰り出される。

さらに、ナイツのホームグラウンド、東京・浅草の老舗演芸場『浅草東洋館』で活躍するベテラン師匠を"2割"で変えようとする大胆な試みも。お笑いコンビのビッグボーイズ師匠は、時代に合わせて持ちネタにラップを取り入れているが、とてもラップとは思えないほどのスローテンポ。そこで、速さを2割増しにしたラップに挑戦してもらうが、果たして変化は生まれるのか?また、ツッコミで肩に噛みつくネタがマンネリ気味?という漫才コンビ、春風ふくた・こうた師匠も、あるものの2割を変える提案で大変身させる。

番組のエンディングには、スタジオにも“2割”の変化が表れ、その「どこが変わったか?」を番組公式サイトで回答すれば、抽選でプレゼントが当たる企画も。また、放送中はTwitterにて視聴者の大喜利回答を募集する。