Toshiba UKは19日(現地時間)、同社初の4K対応ノートPC「Satellite P50t」を発表した。Ultra HD解像度(3,840×2,160ドット)の15.6型液晶ディスプレイを搭載する。発売は2014年第2四半期を予定している。

Satellite P50t

Satellite P50tは米・ラスベガスで開催されたイベント「CES 2014」にて参考展示された製品だ。クリエイティブ分野のプロやハイアマチュアをユーザーとして想定しており、ディスプレイにはChromaTuneによってキャリブレーションを施し、Technicolor基準を満たして出荷する。ディスプレイの画素密度は282ppiで、同社独自の超解像技術「Resolution+」を搭載する。10点マルチタッチにも対応する。

今回発表された仕様は、CPUが第4世代のCore i7 (4コア)、メモリがDDR3L 1600 最大で16GB、グラフィックスがAMD Radeon R9 M265X 2GB GDDR5、ストレージが1TB HDD、OSがWindows 8.1 64bit。光学ドライブはBDXL対応のブルーレイディスクドライブを選ぶことが可能だ。

通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Gigabit有線LAN。インタフェースはUSB 3.0×4、HDMI (4K出力対応)、HD対応Webカメラ、SDカードスロットなどを装備する。サイズはW377.5×D224.0×H27.9mm、重量は約2.2kg。バッテリ駆動時間は約5時間。ハーマンカードン製のステレオスピーカーを搭載する。

なお、同じシリーズ名でフルHD解像度(1,920×1,080ドット)の製品「SATELLITE P50T-A-125」が直販価格999ポンドですでに発売されているが、今回の4K対応製品の型番と価格は明らかにされていない。

クリックで拡大とスライドショー (この欄の写真はCES 2014開催時のもの)