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新しくリリースされた最新の安定版Firefoxとなる「Firefox 28」に関して複数のメディアが新機能などを取り上げているが、ExtremeTechに掲載された記事「Firefox 28 released: Windows 8 Metro version removed at the last moment because it only had 1,000 users」では、リリース直前にMetro UI版のFirefoxのリリースが中止されたことに触れ、これまでどういった経緯でMetro UI版の開発がはじまり、どういった経緯で最終的に中止になったのかを伝えており興味深い。

記事では、最初にFirefox 28における新機能として、アドレスバーにおける予測補完ルックアップ、クイックシェアボタン、OpenSearch、VP9ビデオコーデックへの対応などが実施されことを紹介。そしてMetro UIに対応した待望のバージョンになるはずだったが、最終段階でMetro UI版の提供が中止されたことを明かしている。

その説明によれば、Mozillaは2012年にMetro UIに対応したFirefoxに取り組むチームを発足。その成果物は「Firefox for Windows 8 Touch」としてアルファ版およびベータ版までは取り込まれ、テスト目的で公開されたものの、Metro環境でこのバージョンのFirefoxを使うアクティブなデイリーユーザ数が1,000を超えることはなかったと言い、これを理由に公開を取りやめたと説明している。