リクルートライフスタイルとfreeeは3月19日、無料POSレジアプリ「Airレジ」と全自動のクラウド会計ソフト「freee」の連携を発表した。

「Airレジ」は、レジ業務がスマートフォンやタブレットで行える無料のPOSレジアプリで、6日にはモバイル決済サービス「Square」との連携についても発表している。

一方で全自動のクラウド会計ソフト「freee」は、簿記の知識がなくても使え、銀行口座やクレジットカードの明細を自動で取り込み、記帳を自動化する会計ソフト。「freee」は無料で始めれられ、有料版も個人事業主が月額980円、月額1980円で利用できる。

今回の連携により、Airレジを利用頂いている店舗の売上データは、自動でfreeeに会計データとして取り込むことができる。そのためユーザーは、無料で会計帳簿作成から決算書の作成までの会計業務全般を完結できるようになる。ただしfreeeの無料版は、データの保持期限が3ヶ月間に限られるため注意が必要だ。

今回、「Airレジ」と「freee」を連携して利用することで、「Airレジ」で集計した売上のデータは1日1回「freee」に自動で取り込まれ、「freee」上で複式簿記の仕訳として反映される。また、現金だけでなく、クレジットカードやリクルートポイントでの支払いについても区別して取り込むことが可能となる。

なお、両社は同日より、「Airレジ」利用者で応募した方1000名(抽選)に「freee」の標準プラン(有料プラン)1年分をプレゼントするキャンペーンを開始する。