ASUSTeK Computerは17日、第3世代Core iを搭載した小型ベアボーンキット「VivoPC VM60」シリーズ2機種を発表した。販売は19日からで、価格はいずれもオープン。店頭予想価格はCore i5-3337U搭載モデル「VM60-G001M」が49,800円前後、Core i3-3217U搭載モデル「VM60-G002M」が39,800円前後。カラーはいずれもブラック。

「VivoPC VM60」シリーズ

2013年11月に発売した小型PC「VivoPC VM40B」から基本性能を進化させたベアボーンキット。ワンタッチで取り外しできるトップパネルなどの基本設計はそのままに、従来のCeleron 1007UからIntelの第3世代Core i5/Core i3を採用し、処理能力を高めた。

2機種の仕様の違いはCPUのみで、「VM60-G001M」はCPUがIntel Core i5-3337U(1.8GHz、ターボ・ブースト時2.7GHz)、「VM60-G002M」はCPUがIntel Core i3-3217U(1.8GHz、ターボ・ブースト非対応)となる。

そのほかの主な仕様は、チップセットがMobile Intel HM76 Express、メモリスロットがDDR3-1600/DDR3-1333 SO-DIMM×2基(最大16GB)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000など。メモリや光学ドライブやストレージなどはユーザー側で用意する。

通信機能はGigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0。インタフェースはHDMI×1、D-Sub×1、USB 3.0×1、USB 2.0×4、SDカードリーダなど。2W×2のステレオフルレンジスピーカーを内蔵する。本体サイズはW190×D190×H56.2mm、重量は約700g。