ビデオリサーチは、2月28日~3月2日にかけて、全国の15~74歳までの男女1,150人を対象に「新生活」に関する調査を実施した。

新しい環境を迎える前に行ったこと

まずはじめに、進学や就職など新しい環境を迎える前に行ったことについて尋ねたところ、最も多かったのは「国内旅行」(17.6%)で、「美容院・ネイルサロン」(11.4%)、「趣味活動」(10.0%)、「勉強」(7.1%)などが上位にランクインした。中には「ファッションのイメージチェンジ」「自分のキャラクターチェンジ」といった回答も見られた。

次に、新生活を始める前にやっておけばよかったと思うことを聞くと、「海外旅行」(16.2%)、「勉強」(13.6%)、「国内旅行」(13.1%)、「語学学習」(12.3%)が上位を占めた。新生活を始める前に実際に行ったことで15位だった「自分のキャラクターチェンジ」は、10位にランクインしている。

新生活を始める前にやっておけばよかったと思うこと

「自分のキャラクターチェンジ」を行った人、行っておけばよかったと思った人を年代別で分けてみると、15~19歳ではキャラクターチェンジを行った人が、行わなかった人を上回っている。一方、20代・30代は「やっておけばよかった」と回答した人の方が多かった。

新しい環境に変わる際の「自分のキャラクターチェンジ」年代別スコア

キャラクターチェンジにまつわる自由回答では、「キャラクターを変えなかったことで、ネクラで友達ができない(27歳男性)」「何か少しでも最初に変えておけば今とは違っていたと思う(22歳女性)」と悔やむコメントが寄せられた。一方「キャラを変えたら安定しない(19歳女性)」といった声もあり、本来の自分とは異なる"キャラ変"に若者が苦労している様子がうかがえる。