オリエントコンピュータは13日、位置情報を発信する指紋認証セキュリティUSBメモリ「USBフィンガー7・アルファ」を発表した。4GB/8GB/16GBの3モデルを用意。4月1日より予約受付を開始する。なお、ログ取得などを行うサーバーソフトウェア「オリエントアルティメットサーバー」と組み合わせた運用と、法人向けのシステム販売が前提となる。

USBフィンガー7・アルファ

2月5日に発表した指紋認証セキュリティUSBメモリ「フィンガー7」に、GPS機能とWi-Fi機能を搭載したモデル。万が一紛失した場合でも、USBメモリの現在位置を特定でき、さらに位置情報ログやファイル利用ログなどが送信可能となっている。

指紋認証によって、使用者以外はアクセス不可に設定できるほか、ハードウェアとソフトウェアのダブル暗号化でセキュリティを向上。フォルダ内の全ファイル時限消去に対応しており、OSの起動時/ログイン時の2重キーとしても使える。

また、USBフィンガー7・アルファをPCから抜くことで、そのPCをロックできるので、PCそのものへの不正アクセスも防げる。USBメモリ内に保存された自動実行ファイルなどを自動で検出/削除する機能も搭載。本体サイズはW73×D25×H10mm。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8。