JR東日本は15日に実施するダイヤ改正で、秋田新幹線「こまち」全列車を新型車両E6系での運転とする。これにともない、E3系が14日で秋田新幹線での運転を終える。

秋田新幹線「こまち」に使用されたE3系がラストランを迎える

E3系は1997年の秋田新幹線開業に合わせてデビュー。山形新幹線400系に続く「新在直通運転」が可能な車両として、秋田新幹線「こまち」で活躍してきた。後に山形新幹線にもE3系1000番台・2000番台が投入され、400系を置き換えている。

秋田新幹線でのE3系の運転終了を受け、14日の8時20分頃から9時頃にかけて、秋田駅新幹線ホームで「さよなら『E3系』セレモニー」を実施予定。同駅を8時56分に発車する「こまち28号」(東京行)を、音楽や手旗、横断幕などで見送る。秋田~田沢湖間で利用者に記念品もプレゼントするとのこと。

なお、秋田新幹線の全列車が新型車両E6系での運転となり、列車名も「こまち」に統一されるため、昨年3月のダイヤ改正で登場した「スーパーこまち」も、14日が最後の運転となる。