バラク・オバマ米大統領と対談したザック・ガリフィアナキス (C)BANG Media International

バラク・オバマ米大統領が、ザック・ガリフィアナキスとのインタビューの際にコメディ映画『ハングオーバー!!! 最後の反省会』について言及している。

オバマ大統領はザックが司会を務めるパロディのチャットショー『ビトウィーン・トゥ・ファーンズ』に出演した際、『ハングオーバー』シリーズでアラン・ガーナー役を演じたザックを相手にユーモアを見せ、ザックの演技力も批判した。ザックがオバマ大統領に「最後の黒人大統領でいるっていうのはどんな気分ですか? ちょっとうさんくさいですけどね、3期も務めちゃダメでしょ」と言うと、オバマ大統領は「いや、僕は良いアイディアだと思うんだよ。もし僕が3期目も務めたら、ある意味『ハングオーバー』の第3弾をやるみたいなもんじゃないか……でもあれはいまいちうまくいかなかったよね?」と切り返した。

さらにオバマ大統領は「この番組は見たことがあるけど、エピソードによっては今回よりもうちょっといい時もあるって言っておかなきゃな。例えば、ブラッドリー・クーパーが出ていた時はすごく良かったね。彼があの映画も支えてたんだろ?」と、さらに皮肉を続けた。ザックが座る姿勢を整えて「どの映画のことを言っているんですか?」と問うと、オバマ大統領は「あの『ハングオーバー』シリーズだよ。つまりはブラッドリーが支えていたんだよね」と追い打ちを加えた。

オバマ大統領が、同シリーズでザックと出演したブラッドリーのことを「かっこいい男」と表現すると、ザックは「アイツは恵まれているよ……ああいうヤツがハリウッドでやっていくのは簡単さ。背が低くて太ってて、ドリトスみたいな臭いがする人間ってのを考えてくださいよ、それでハリウッドで成功するってことをね」と反撃する。

さらにザックはオバマ大統領を「オタク」と呼んだが、オバマ大統領は笑って流していた。「ミシェルのような女性がオタクと結婚すると思うかい? 僕がオタクかどうか彼女に聞いてみたら?」と返答していた。オバマ大統領には、このほかにも北朝鮮への大使、デニス・ロッドマンについてや同性離婚についても質問されている。

2週間前に収録されたこのインタビューは、healthcare.govの宣伝となっており、11日にウェブサイトのファニー・オア・ダイに掲載。このオンラインビデオには、これまでジャスティン・ビーバーやジェームズ・フランコなどのスターも出演している。

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