オリコンは3月11日、同社子会社のオリコンエナジーが日本素材が有するマグネシウム燃料電池関連の特許を受ける権利の持ち分すべてを譲り受ける契約を同社と締結したと発表した。

この契約は、オリコン・エナジーが2013年11月1日付でマグネシウム発電の研究者である東北大学名誉教授である小濱泰昭氏が設立した「StoM」と取り交わした資本業務提携契約の延長線上にあるもので、同氏のマグネシウム燃料電池関連の研究成果を国内特許出願(出願件数6件)している「東北大学」「産業技術総合研究所」「日本素材」に対し、これらの知的財産権を有効的かつ機動的に活用し、マグネシウム関連製品の製品化に向けた取り組みをさまざまな企業と進めやすくするために進めてきたもの。

今回譲渡されることになる特許群に関しては、オリコン・エナジーはStoMとの業務提携の一環として、当該実施権をStoMに対して独占的に許諾する方針だという。また、特許群のうち、発明の名称が「マグネシウム燃料電池」であるものについては、マグネシウム燃料電池を実用化させていく上で、基本特許と言えるものであり、今後、StoMとオリコン・エナジーにて、関連する周辺技術についての研究開発を共同で行い、マグネシウム燃料電池関連の知的財産権の強化を図っていく方針だとしている。

また、今回の契約に関しては、ほかの共同出願人である東北大学およ産業技術総合研究所より同意を得た後、東北大学、産業技術総合研究所、オリコン・エナジーの3者間で改めて特許共有および実施についての契約を締結する予定だという。

オリコン・エナジーに譲渡されることになる特許の概要