風邪をひいた時に食べたいものは何ですか?

5年ぶりに風邪ひいて熱を出してしまった。寝込んだオレのところに、彼女がもってきてくれたのは、スポーツ飲料とリンゴ。何だか小さい頃を思い出すなあ……。今回はマイナビニュース会員の男性344名に、風邪をひいた時に食べたいものについて聞いてみた。

Q.風邪をひいた時に食べたいものは何ですか?
1位 うどん 27.3%
2位 おかゆ 25.0%
3位 雑炊 21.8%
4位 果物 5.2%
5位 スープ 4.1%

■うどん
・「つるっと温かいものを食べたい」(24歳/情報・IT/技術職)
・「あっさりしていてもたれないし、食べやすい」(34歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「あまり食欲がない場合もあるから、消化がよさそうなもの」(34歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「胃が落ち着くから」(32歳/機械・精密機器/技術職)
・「うどんなら汁があるので、少々具合が悪くても食べられる」(50歳以上/団体・公益法人・官公庁/技術職)

■おかゆ
・「消化の良いもので温まる食事」(40歳/小売店/販売職・サービス系)
・「おなかに優しいもの」(27歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「これしか食べる気力がないと思うから」(48歳/情報・IT/技術職)
・「大体おかゆに決めてます」(45歳/その他/クリエイティブ職)
・「おかゆが一番」(31歳/機械・精密機器/技術職)

■雑炊
・「おかゆより栄養があると思うから」(32歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
・「野菜と水分が摂取できる」(24歳/印刷・紙パルプ/技術職)
・「ダシがきいているので食欲がなくても食べやすいから」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「熱い雑炊で汗を流せば風邪は治ります」(50歳以上/電機/その他)
・「しみわたる」(27歳/医療・福祉/専門職)

■果物
・「食欲が落ちている時でも、果物なら食がすすむので」(33歳/その他/その他)
・「風邪を引いた時はビタミンと水分だけでいい」(29歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
・「サッパリしたいから」(33歳/情報・IT/営業職)
・「のどが潤う」(27歳/電機/技術職)
・「バナナやリンゴをすってもらって食べます」(41歳/自動車関連/技術職)

■スープ
・「身体が温まりそうなスープが良いです」(46歳/情報・IT/事務系専門職)
・「温かいもので身体の芯から温めたいから」(35歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「おいしい」(29歳/建設・土木/事務系専門職)
・「汗かくタメに」(39歳/金融・証券/専門職)
・「オニオンスープとかいいと思う、すごくいい」(27歳/その他/その他)

■総評
風邪をひいた時に食べたいものランキング、男性編の1位は「うどん」だった。特に関西圏では、風邪をひいたときの定番メニューとして市民権を得ていた。確かにあっさりツルっと食べられるうどんは身体も温めてくれて、風邪も早く治してくれそうだ。素うどんや鍋焼きうどんといった意見に混じって、「七味唐辛子をたっぷり入れて汗をかいて風邪を治す」という意見も見られた。のどの痛みがない時には、なかなかいいアイディアかもしれない。

2位は「おかゆ」だった。こちらも病気の時の定番で、消化の良さと食べやすさで支持されていた。「ほっとする」「気持ちが落ち着く」といった意見もあるところを見ると、弱った心にも働きかけてくれるやさしいメニューのようだ。3位は「雑炊」。おかゆの長所に加えて、野菜や卵、薬味など、いろいろな食材を一緒に取れるため、栄養バランスがいい点も評価されていた。

4位の「果物」は、「ビタミンなどの栄養価が豊富」「水分補給ができる」といった意見が多かった。やはり、リンゴやバナナなどが定番のようだ。同じ"水分"でも、5位の「スープ」を選んだ人は、身体を温めることをより重視していた。固形物を食べる気力がない時は、滋養のある温かいスープを身体の中に流し込めば、早く元気を取り戻せそうだ。

大人になると、風邪をひいてもなかなか寝込んでいられないもの。大きく体調を崩す前に、こういった身体にやさしい食べ物で栄養補給して、風邪への抵抗力をつけておこう。

調査時期:2014年2月21日~2014年2月25日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:男性344名
調査方法:インターネットログイン式アンケート