33業種中、エンタテインメント、ホテル、生命保険、通信販売が上位10位を独占

サービス産業生産性協議会はこのほど、2013年度第5回「JCSI(日本版顧客満足度指数)」の調査結果を発表した。

上位10位内を4業種が独占。1位と2位、4位はエンタテインメント

同調査は、統計的な収集方法による総計130,000人以上の利用者からの回答をもとに実施する日本最大級の顧客満足度調査。業種・業態横断での比較・分析ができ、かつ6つの指標で顧客満足度構造とポジショニングがチェック可能で、本年度は年5回に分けて実施された。

調査の結果、2013年度に調査を行った33業種の正規調査対象企業の中で、「顧客満足度」1位は「東京ディズニーリゾート」で、年間CS1位を4年ぶりに獲得した。2位は劇団四季、3位は帝国ホテル、4位は宝塚歌劇団、5位はオルビスだった。50位までに入っている最も多い業種は通信販売で、9社ランクインした。

また、新たに業種内CS1位となった企業・ブランドは、「阪急百貨店」(百貨店)、「ティップネス」(フィットネスクラブ)、「ヤマハ」(教育サービス)、「Panasonicの店舗」(住設機器サービス)。前年度に続きCS1位となったのは、「コスモス薬品」(ドラッグストア)、「阪急電鉄」(近郊鉄道)、「楽天カード」(クレジットカード)だった。

インターネットサービスは各企業の満足度の差が大きい

業種・業態別の顧客満足度分布を見てみると、顧客満足度1位、2位、4位に入った「エンタテインメント」業種が群を抜いて高かった。対して、「携帯電話」業種は群を抜いて低かった。

詳細は「サービス産業生産性協議会のニュースリリース」で確認できる。