熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミ сl屋】→【ミヤネ】と略表記します

●「赤西仁がジャニーズを電撃退社。テリーが疑問」【スッキリ】

赤西が契約満了で先月末に退社。本人が退社希望を出したというが、かつて芸能活動を休業してロスへ語学留学、「海外活動をしたい」とKAT-TUNを脱退、ソロで全米デビュー、事後承諾の電撃デキ婚など、奔放すぎた言動が原因なのか。というより、規律の厳しいジャニーズで、無断デキ婚して今まで在籍できたのはむしろ奇跡だった。

テリー伊藤が「そんな簡単に海外でやれるものなんですか?」と疑問を呈すと、井上公造は「厳しいと思う。ただ本人はアイドル志向がないから、折り合わなかった(ジャニーズに残っても意味がない)」と返した。ジャニーズの後ろ盾を失った今、このような容赦ない声が次々に浴びせられるだろう。

●「何でもしゃべる南明奈が“プロポーズ待ち”宣言」【スッキリ】

先週、濱口優との交際が発覚した南。取材陣が殺到する中、至るところで話しまくっている。「去年アッコさんのお誕生日会で連絡先を交換しました」「ドライブした別れ際に『アッキーナのこと好きなんだけど、つき合ってくれへん』って。でもまだ2回目だったので、『もうちょっと待って欲しい』と。1カ月くらい待たせてしまいましたが、急かすことなく待ってくれた」と詳細を話しまくり。彼女にここまで暴露されると男は引くものだが、濱口は大丈夫らしい。南はうれしそうに「一途で、人に対して温かいところが好き。彼を慕う後輩さんも多い。人から愛されるし、愛してくれる」とノロけると、加藤浩次は「ホント、その通りなんだよね」とうなずいた。一方、テリー伊藤は「こんな子だった? 前はもっとヤンキーっぽいとこあったじゃないですか」と暴言。この人、ときどき悪意ある主観が出てしまう。

南は『ノンストップ』でも、「(並カルビを食べたと書かれていたことに)いいお肉を食べると気持ち悪くなるので好きじゃない。あと、並カルビは頼んでなくて、並タン塩! そこだけ訂正したい」「結婚までノンストップで行ったらいいんですけどね。近いうちの計画はないですけど、いつかおお嫁さんになれたらいいな」とプロポーズ待ち宣言。濱口が熱愛を認めたのは初めてだが、これは間違いなく「結婚を考えている」から。美女に恋して、結局フラれる“寅さん芸人”がついに幸せをつかみ取ろうとしている。

●「婚約から2カ月のあゆがひな祭り婚。ちなみに初婚」【スッキリ】

3月3日の午後16時30分ごろ、浜崎の母親が代理人として婚姻届けを提出。10歳年下のアメリカ人医学生と夫婦になった。

浜崎はファンに向けて、「『Just married』きょうから夫婦ライフの始まり。愛するTA(Team Ayu)の皆へ」とメッセージ。今後はロスを拠点に創作活動を続けるようだが、『東京ガールズコレクション』でのライブで「幸せ太りでウエストなし!」なんて言われたばかり。紅白歌合戦のころからその兆候はあったが、新婚生活とアーティスト活動の両立なるか。ただ何となく、歌ではなく別の話題を振りまいてくれそうな気が……。

ちなみに、浜崎は「ひな祭りを認識せず、仏滅も気づかなかった」という。さらに、前回の結婚時、日本では籍を入れていなかったため、初婚扱いらしい。

●「高田純次の大マジメ自伝。テキトーを完全封印」【ノンストップ】

昨年の「CM露出ランキング1位」など、67歳にしていまだ絶好調のテキトー男・高田。初の自伝本『高田純次のチンケな自分』を出版し、幼少期に母親と死別したことなど意外な素顔を明かした。

本の中で、「4歳で母親が死んで継母に育てられたから、母親に愛された実感がない。もう少し一般的な家庭だったらよかった」「勉強はやればやるだけできたから、結局やらなかった」「オレが『会社辞めた』と言ったら、女房がパニックになってしまった」「魔が差したというか、軽いノイローゼだったのかな。心の中に演劇をしたいというのがあった」と大マジメに語った。

最後も「みなさんを裏切らないと笑ってもらえない。僕はマジメな人間で、本当は下ネタひとつも言わない」と真剣な顔で語ったが、設楽統は「何が真実なのか分からない」と半信半疑。一方、『スッキリ』ではテリー伊藤が「全部ウソ。佐村河内と変わらない」と高笑いしていた。本の全てがウソだったら、もはやレジェンドだ。

●「「金子ノブアキがハワイ挙式。相手は美人デザイナー」【スッキリ】

『RIZE』のドラマーである以上に、大河ドラマへの出演など俳優での活躍が目立つ金子。実は昨年11月に入籍し、今月3日にハワイで挙式を行ったという。相手はファッションブランド『Laymee(レイミー)』の代表兼デザイナーの中村沙織さん。2011年1月に交際報道があり、金子も認めていた才色兼備の美女だ。ともに仕事は順調で、中村さんのブログを見ても、幸せいっぱいの様子がうかがえる。絵になる2人だけに、帰国時のツーショット写真が見たい。

●「「大学卒業&誕生日の嗣永桃子が生涯現役宣言」【スッキリ】

3日のひな祭りに10周年公演を行ったBerryz工房のももちが大学卒業を発表。さらにこの日が誕生日であり、「この度、無事にゃんにゃん22歳になりまして、さらに大人の魅力満載になりました~。加藤さん、魅力的過ぎて鼻血出さないでくださいね」と“おとももち”の加藤浩次にアピールした。

記者から「(大学を卒業したが)いつまでこのキャラ?」と聞かれると、「ももちで生まれて、ももちで生涯を終えるのが生き様」とキッパリ。さらに“こりん星”が爆発した小倉優子を引き合いに出されると、「ゆうこりんさんは『作ってた』って言っちゃった。ももちは一切言ってないし、そもそもやめるものがない。私、そんな人生やだ」とバッサリ。小倉はママになって料理本も絶好調で幸せそうだが、ももちは生涯現役宣言。デーモン小暮ばりの覚悟を示した。

●「yuiがパニック障害でフェス出演をキャンセル」【PON!】

yuiが「パニック障害と診断された」ことを自身のブログで明かした。過呼吸やめまいの症状があったため病院に行ったら、まさかの診断となったようだ。現在は、「治療をしながら、ゆったり過ごしている」というが、5月4日にさいたまスーパーアリーナで開催予定のフェスをキャンセルしたというだけに深刻かもしれない。デビューからちょうど10年目。ソロからバンドボーカルになったばかりだけに、早期の復活が待たれる。

●「つんく♂がガンを公表。すでに休養&集中治療中」【とくダネ】

各番組がトップニュースで扱い、キャスターたちは一様に驚きの顔を浮かべている。つんく♂がガンであることを公表したのだ。マスコミ向けに送られたFAXの内容は、「7~8年前から声帯に違和感があり、ファルセット等が出せない状態になっておりましたが、それでも日々手探り状態で仕事をしてきました」「昨年10月くらいからさらに声全体がハスキーになり、声が出しにくい状態が続いたので、今年2月に全身麻酔で手術をし、細胞の検査をしたところ、喉頭声帯にガンが発見されました」「早期のガンということでさっそく治療に入ったところです」とのこと。早期という言葉にホッとするが、「いつごろから声が使えるようになるか分からない」という。

シャ乱Qファンだけでなく、ハロプロ推しの人たちにとっても、「楽曲やリリース&イベントに影響はないか?」ショッキングなニュースだろう。ただ、明るい関西人のつんく♂だけに、笑いのネタに変えてくれそうな気もする。

●「佐村河内守氏が緊急会見。謝罪と隠し切れない怒り」【ワイド!スクランブル】

ゴーストライター騒動を起こした、耳が聞こえない(という設定の)作曲家・佐村河内守氏が、ついに謝罪会見を開いた。まず会見場に現れた佐村河内氏の姿に驚いてしまう。長髪をバッサリ切り、サングラスとヒゲがないその顔は、「これもゴーストか」と思わせる全くの別人だった。

サングラスはどうしたのか、という質問に「(かけてくると)叱られると思ったのでしてきませんでした」と答えた佐村河内氏。髪の毛は「伸ばしてる場合じゃない」と考え妻に切ってもらったとか

その後、迷惑をかけた人の名前を挙げて謝罪。続いて「3年前から聞き取れることもあったが、音声はひずんでしまい、手話通訳が必要」「障害者年金は一度も受け取っていない。障害者手帳は返した」と全盲ではなく難聴であることを明かした。

しかし、ゴーストライターの新垣隆氏の言い分については、真っ向から反論。「記事が出るまで『やめよう』と言われたことはなかった」と話し、報酬も上げるように要求されていたという。さらに、「彼が言った『私が電話をした』とか、『呼びかけられたら振り向いた』とかはウソ」「なぜこのタイミングで公表したのか。(昨年秋に師匠が亡くなったので)縛りが取れたのではないか」と話す顔はぶ然としていた。しまいには「名誉棄損で訴える」と話し出し、謝罪会見なのにどうみても怒っているのだ。

ここまで主張が食い違うと、騒動は終わりにならない。「テレビ出演は今回が最後」とは言ったが佐村河内氏も一度きりでは逃げ切れないし、マスコミは再び新垣氏のもとに殺到するだろう。もはや謝罪どころか、「言った言わない」で罵り合う子どものケンカに近い。それにしても、これだけ見た目も性格も違う二人が、よく18年間もやってこられたものだ。


熱愛発覚の南明奈が、早くも商品PRのイベントにひっぱりダコで、まさに“時の人”になっている。報道のタイミングに合わせてブッキングされていたのだろう。

見ていて感じるのは、南がかなりのコメント上手であること。ラブラブエピソードやプロポーズ待ち発言をしたと思えば、「結婚はまだじゃないかな」と話を戻して終えるなど、あと1~2年は“結婚するするネタ”で引っぱれそうだ。

木村隆志

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。