日立システムズは3月6日、システム運用における課題解決およびマルチベンダー統制などを利用者の運用部門や企画・統括部門などに代わって行うBPO(Business Process Outsourcing)サービス「IT運用統括サポートサービス」を、同日から金融業向けに販売開始すると発表した。

「IT運用統括サポートサービス」は、これまで提供していた運用代行に加え、各システムの運用課題を分析し、システムの安定稼働に寄与する改善提案および改善状況を可視化することで、品質の向上とトータルコスト低減を図り、システムの安定稼働を支援するサービス。

サービス提供サービス

運用課題の分析、各ベンダーの統制のほか、システムに対する問い合わせなど含めた統合受付・一次対応を実施することで、システム運用効率および品質の向上を図る。

初期費用は無料で、月額費用は80万円から(6カ月以上の契約)。

なお、日立システムズでは、同サービスの導入実績として、システム障害時における対応コストを25%削減したとしている。