凸版印刷、印刷博物館は、今話題となっている"3Dプリンティング"をさまざまな角度から紹介する「3Dプリンティングの世界にようこそ! ―ここまで来た!驚きの技術と活用―」を開催する。開催期間は3月11日~6月1日まで(5月5日をのぞく月曜と5月7日は休館)、会場は東京都・飯田橋の印刷博物館 P&Pギャラリー。開場時間は10:00~18:00。入場無料。

3Dプリンタ「CubeX」(c)3D Systems Corporation

途上国用義足「Exo-Knee」とロボット義足「Ostrich」 作成者:遠藤謙、菅原祥平

同展は、3Dプリンティングを実現している技術や使用する素材、仕組み、発展の歴史、現在の活用方法、そして技術の進歩によって生じた新たな課題など、さまざまな角度から「3Dプリンティング」を紹介する。また、ものづくりの現場においては、金型を必要としない新たな製造方法として注目を集めているが、それに加えて医療や教育、文化財保護などの分野でも新たな活用方法が模索されている。さらに、生活者が3Dデータを作成、編集、出力することができるようになれば、大量生産による既成品を購入するという生活スタイルを大きく変えていくかもしれない、その可能性についても紹介する。

なお、3月23日(10:30~12:30)と30日(10:30~12:30または14:00~16:00)には、親子を対象としたワークショップ(小学生以上、各回先着10組、Webページから事前申込制)を開催。3Dデータの作成から出力までの様子を体験することができる。