セイコーエプソンは4日、新型スマートグラス「MOVERIO BT-200」用のデベロッパ向けサイト「MOVERIO Developer Site」を仮公開した。BT-200用SDKの入手や、制作したアプリの登録が可能になる予定。現在はPCでの閲覧を前提としている。

MOVERIO Developer Site

「MOVERIO BT-200」は、シースルータイプの眼鏡型の両眼式ヘッドマウントディスプレイ。Android 4.0プラットフォームを採用し、動画やAR機能などを楽しめる。カメラやジャイロ、加速度、地磁気、GPSなどのセンサー類なども搭載する。

「MOVERIO Developer Site」は、4月24日に発売するBT-200用のアプリダウンロードサイト「MOVERIO Apps Market」に先駆けて公開。デベロッパは、BT-200用SDKのダウンロードや、制作したアプリを登録し、無償・有償で公開できる。登録アプリは同社による審査の上、「MOVERIO Apps Market」を通じてユーザーに公開される。

有償アプリ公開申請の受付開始は、4月初旬を予定。支払い処理はPayPalが担当し、マーケット利用料および手数料として売上金額の30%が差し引かれる。日本円でのアプリ販売価格の範囲は最低80円、最高20,000円。同一のアプリに対し複数の通貨で販売価格を設定することはできない。

MOVERIO BT-200