NTTアイティは、NTTグループが進めるデジタルサイネージソリューション「ひかりサイネージ」のサポートツールとして、「ひかりサイネージMetrics2」の販売を3月10日から開始すると発表した。

デジタルサイネージとは、ディスプレイやプロジェクタを利用した広告媒体のこと。

「ひかりサイネージMetrics2」は流動計測機能や、顔検出・顔向き推定・性別年代推定技術によって、カメラ映像から「その場にいる人の数」「実際に画面を見ている人の数」「注目している人の割合」「人物属性(性別と年代)」といったデータを収集することが可能。現在配信しているコンテンツがどの時間帯にどの年代の人に見られているかなどを計測し、サイネージサービスの効果的な運用を目指す際のチェックツールとして活用できる。

サービスのイメージ(発表資料より)

「ひかりサイネージMetrics2」は1台もしくは2台のカメラと1台のPCで動作し、小型USBカメラおよび無線LAN対応のIPカメラを使用する。カメラの視野に同時に100人が入る混雑状況でも安定した測定が行えるとのこと。

同ツールの参考価格は300~400万円(PCやカメラなどの必要機材を含む)で、契約手数料は3000円となっている。