Maxim Integrated Productsは2月24日(現地時間)、環境光(クリア)、赤、緑、青(RGB)および赤外線(IR)を高精度に検出できるIO-Linkプロトコルを備えた照度センサ「Santa Cruz MAXREFDES23」を発表した。

競争力を保ちつつ高品質を維持するために、最新の工場はコストを削減しつつアップタイムを最大にするよう迅速な対応が求められている。「Santa Cruz」は、工場において求められる高精度を実現するとともに、RGBおよびIR照度センサを迅速に設定し、監視することができる。同リファレンスシステムは、クリア、RGB、IRの各センサと温度センサ、低電力マイコン、デュアル集積3.3V/5Vリニアレギュレータ、プログラム可能なフラッシュメモリ、およびIO-Linkソフトウェアが内蔵されている。また、可視光線に対する高精度システム機能により、低電力でも5万7542lux~0.001luxの全範囲で優れた感度を実現している他、低レイテンシに優れている。加えて、IO-Linkソフトウェアおよびデバイススタックにより、追加のプログラミングなしでセンサを自動的に設定し、簡単に既存の産業用システムを識別して接続できる。

なお、「Santa Cruz」システムはIO-Linkへ接続可能なM12コネクタを備えた6.5x25mmサイズのプリント基板上で提供される。価格は99ドルから。

Maximの照度センサ「Santa Cruz MAXREFDES23」