レゴ エデュケーションと三重県教育委員会は2月26日、包括的な連携のもと、三重県内の公立学校において、レゴ エデュケーションが持つ教材や教育手法を活用した教育を推進し、三重県における教育振興に寄与することを目的とした3年間の包括協定を締結したと発表した。

レゴ エデュケーションは現在、日本において各自治体や教育機関との、教育活動におけるレゴブロックなどの教育教材の活用を進めている。一方、三重県はグローバル三重教育プラン」に基づいた、「主体性」や、「共育力」、「語学力」といった3つの力をバランスよく身につけたグローバル人材の育成、とりわけ語学力をはじめとするコミュニケーション力や、思考力、創造性などの育成に注力しており、今回、レゴ エデュケーションが持つさまざまな教材などがそうした目的に効果的であると判断し、協定締結に至ったという。

なお、両者は今後、小中高校生希望者による合宿形式での英語学習「英語キャンプ」におけるレゴブロックなどを活用した教育活動や、小学校における英語教育の実践研究モデル校でのレゴブロックなどの活用および、新たな教材の研究・開発、教職員の英語指導力向上集中研修におけるレゴブロックなどの活用などを通じ、三重県から発信される新しい教育の形を日本全国に広げ、日本の生徒たち1人ひとりが、主体的に学びを創る環境づくりを推進していきたいとしている。

ちなみに三重県教育委員会単独での、民間企業との協定は初めての試みだという。