日本を代表する特撮番組『ウルトラマン』シリーズを生んだ円谷英二氏の生涯を紹介し、特撮の魅力を余すことなく体感できるイベント「円谷英二 特撮の軌跡展『ウルトラQ・ウルトラマン・ウルトラセブン』特撮の神様が遺した宝物」が、4月4日~14日の期間で東京・新宿高島屋にて開催される。

4月4日~14日に新宿高島屋にて開催される「円谷英二 特撮の軌跡展『ウルトラQ・ウルトラマン・ウルトラセブン』特撮の神様が遺した宝物」

『円谷英二 特撮の軌跡展』は、特殊撮影技術の第一人者であり、自ら開発した技術は特撮映画界に多大な功績を残し"特撮の神様"と呼ばれた円谷英二氏の生涯を紹介するとともに、今でも根強い人気を持つ『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』を題材にした、円谷特撮の秘密を体感できるイベント。

会場には、故郷の福島県須賀川に住んでいた頃の貴重な愛用品、東宝映画の監督時代に残した自筆の日記、実際に使用していた小道具や撮影シーンのパネルを展示。さらに『ウルトラマン』第19話「悪魔はふたたび」の撮影現場(1964年東京オリンピック開催時の国立競技場でウルトラマンとアボラスが闘うシーン)のスタジオセットを大ジオラマで再現したり、科学特捜隊の作戦室コンソールパネルや怪獣の着ぐるみが保管されている当時の「怪獣倉庫」なども再現されるという。他にも「ジェットビートル」の中に入れるコーナーや、当時の画期的な合成技術を実体験する「合成映像体感コーナー」など、往年のファンだけではなくファミリーでも楽しめる企画が用意されている。

開催期間中は、11階特設会場にミュージアムショップ「特撮百貨店」もオープン。1,300点限定「ウルトラヒーロー500 ウルトラマン クリアイエローVer.」(540円)をはじめ、人気のフィギュアからマニア必見のお宝など、多数のグッズ販売が予定されている。なお、本イベント開催記念品として「純金のウルトラセブン」(大:1,080万円、中:108万円、小:32万4,000円)と「純金のカネゴン」(中:108万円、小:32万4,000円)が4階「ゴールドショップ」にて先行販売される。

また、4月4日18:30からは、『ウルトラマン』のアラシ隊員と『ウルトラセブン』のフルハシ隊員を演じた毒蝮三太夫氏と、『ウルトラセブン』のアンヌ隊員を演じたひし美ゆり子氏を招いたトークイベントも開催されるという。

■『円谷英二 特撮の軌跡展』概要
開催場所:新宿高島屋 11階催会場
開催日時:4月2日(水)~4月14日(月)10:00~20:00(4・5・11・12日は10:00~20:30、14日は10:00~18:00)※入場は閉場時刻の30分前まで
入場料金:一般800円、大学生・高校生600円、中学生以下無料

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