アズジェントは2月27日、ソーシャルエンジニアリング・フレームワークの第一人者として知られるクリストファー・ハドナジー氏による「ソーシャルエンジニアリングワークショップ」を開催すると発表した。対象は、企業/組織のリスク管理、内部監査およびセキュリティの担当者。2日間の開催で参加費は30万円(税別)。

クリストファー・ハドナジー氏(写真は昨年5月のセミナーのもの)

講師を務めるハドナジー氏は、大手企業や組織に対してソーシャルエンジニアリングのトレーニングやペネトレーションテストなどのコンサルティング・サービスを手掛ける人物。『ソーシャル・エンジニアリング』(日経BP社、2012年発刊)などの著書を持つほか、米国RSAカンファレンスやSANS、Black Hatなどでソーシャルエンジニアニングの講演を行っている。

今回のワークショップでは、以下の内容で開催予定。

  1. 「DISC 理論」に基づく自己分析とコミュニケーション
    心理学に基づいた性格プロファイリングを行うことによって、自身のコミュニケーションスタイルを理解する
  2. アプローチ手法と情報誘出
    他者との調和した信頼関係を作るためのアプローチ手法とそれに基づいた情報の誘出方法をワークショップ形式で体験する
  3. ソーシャルエンジニアリングケーススタディ
    事例を交えながらソーシャルエンジニアリング手法を説明する
  4. ソーシャルエンジニアリングから身を守るには
    ソーシャルエンジニアリング攻撃から組織を守るためにはどのような対策をとるべきかについて学ぶ

開催日は、2014年4月22日(火)、23日(水)。定員は30名。申込みはアズジェントのWebサイトから行える。