お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、26日に放送されたTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水曜25:00~27:00)で、極楽とんぼ・加藤浩次にまつわるエピソードを披露した。

加藤浩次(右)の発言に感動したという山里亮太

加藤が座長を務めるコントライブ「イルネス共和国」が、22日と23日に東京・銀座の博品館劇場で上演された。23日の公演に足を運んだという山里は、「そこで観に行って感動したって話なんですけど」と当時を振り返った。

業界関係者の注目度も高いようで、各局の関係者や上層部が顔を出し、多くの花が置かれていたことを明かした山里。コント自体も非常にウケており、舞台が久しぶりである加藤浩次も、縦横無尽にボケて笑いをとっていたという。

メンバーは、加藤浩次(極楽とんぼ)、六角精児、矢作兼(おぎやはぎ)、マンボウやしろ、秋山竜次(ロバート)、吉村崇(平成ノブシコブシ)の6人。互いの掛け合いに場内は沸き、舞台上での加藤の姿に山里は「俺、すげぇもん観てるなぁって思って。かつ、面白いのよ。1個のボケのために、凄い積み重ねてるなぁっていうのが観れて面白くて」。

エンディングを迎え、加藤は「もう一回やれと言われたら、出来るか今は分かりません」としながらも、「ただ、やるんだったら、次は7人で」と希望。観劇することを加藤に伝えていたため、山里の頭の中では「俺かな?」とよぎったが、「でも、違うのよ」。実はその公演日である2月23日は、加藤の元相方で2006年に芸能界を引退した山本圭一さんの誕生日だった。加藤は、山本さんが退いて以降もコンビ名「極楽とんぼ」を継続し、解散していないことを公言している。

公演日と山本さんの誕生日が一致したことに気づいた山里。一瞬、自分ではと思ったことが恥ずかしかったようだが、「カッコイイなぁ」という山里の言葉からは、"極楽とんぼ・加藤浩次"に対する尊敬と憧れがにじみ出ていた。