LINEは26日、無料通話・無料メールスマートフォンアプリ「LINE」の新サービス発表した。「LINE電話(海外サービス名:LINE Call)」「LINE ビジネスコネクト」「LINE Creators Market」の3つのサービスを提供する。

LINE電話は、LINEアプリから国内外を問わず、一般の固定電話、携帯電話に低料金で電話をかけられる通話サービス。これまで、LINEユーザー同士でのみ使える無料音声・ビデオ通話サービスを提供してきたが、サービスを拡大して提供する。

サービス提供は3月を予定。提供対象は、日本、米国、メキシコ、スペイン、タイ、フィリピン。

LINE電話(LINE Call)

LINE ビジネスコネクトは、公式アカウントの各種機能を企業向けにAPIで提供し、各企業がカスタマイズして活用できるサービス。企業公式アカウントの機能が拡張でき、従来のようにLINEユーザーへの一方通行的なメッセージ配信を行えるだけでなく、特定のユーザーに最適なメッセージを送り分けることが可能になる。また、ユーザーの同意のもと、企業の持つデータベースや自社システムとLINEアカウントを連携させることで、顧客管理(CRM)ツールや業務ソリューションツールとしても利用できる。

これらの機能の応用で、公式アカウントへピザのスタンプを送信するだけで宅配ピザの注文ができたり、LINEから位置情報を送信してタクシーの手配をしたりするなど、ユーザーにとっても利便性の高いサービスが提供されることになる。

LINE ビジネスコネクト

LINE Creators Marketは、LINEユーザーであれば誰でも自分が制作したスタンプをLINE ウェブストア上で販売できるプラットフォーム。これまでは、LINEのオリジナルキャラクター・有名キャラクターのスタンプおよび、企業によるスポンサードスタンプのみスタンプとして扱われてきたが、その枠をなくし、誰もがスタンプを制作・販売できるようになる。全世界を対象に4月よりサービスを提供する。

LINE Creators Marketの仕組み

なお、本日26日に開催した発表会のレポートは追って詳細をお届けしたい。

(記事提供: AndroWire編集部)