EIZOは25日、PCなどを使わずに直接IPカメラの接続や操作が行える23型フルHD液晶ディスプレイ「DuraVision FDF2304W-IP」を発表した。5月に発売を開始する。価格はオープン。

DuraVision FDF2304W-IP

最大16台のIPカメラを遠隔操作したり、IPカメラの映像を表示したりできる液晶ディスプレイ。互換性のあるIPカメラを接続するだけで使用でき、付属のリモコンからIPカメラのパン/チルト/ズーム/明るさ/フォーカスなどの操作が行える。PCを必要としないため、小規模店舗の防犯や監視用への導入に向く。

暗部を明るく映す「Smart Insight機能」や、細部までくっきりと映し出す「Smart Resolution機能」、ブロックノイズを低減するノイズリダクション機能、IPカメラのNight(モノクロ)設定に最適化した「Night」表示設定などを装備。IPカメラ×4台分の映像信号については、個別の画像補整設定を保存しておける。IPカメラの映像は、1画面 / 4画面 / 8画面 / 9画面 / 16画面に分割表示が可能。

液晶ディスプレイとしての主な仕様は、液晶パネルが23型ワイドのIPS方式(ノングレア)、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が水平/垂直とも178度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が8ms(中間階調域)。

映像入力インタフェースはHDMI×1で、IPカメラの入力端子はGigabit Ethernet対応有線LAN×1。2ポートのUSB 2.0ハブ機能を搭載する。スタンドのチルト角度は上30度、VESA 100mmに対応。本体サイズはW56.35×D157×H411.5mm、重量は約7.9kg。