俳優の西田敏行とお笑い芸人の千原ジュニアが、このほど都内で行なわれた、『WOWOW 3月の無料放送 アカデミー賞も! 釣りバカも! 春のエンタメ満開まつり』の収録に参加した。

左から、番組MCの千原ジュニア、西田敏行

同番組は、3月1日(11:00~22:00)の11時間にわたって、WOWOWで無料放送されるエンタテインメント番組。「生中継!第86回アカデミー賞授賞式」や「史上初!『釣りバカ日誌』全22作品ハイビジョン一挙放送!」など3月~4月に放送する番組を紹介するほか、MCを務める千原、内田恭子とゲストたちが"大人のエンタメ術"を語る。

番組内では、「釣りバカ日誌」の第1作が放送されるが、"一日エンタメ隊長"を務めるハマちゃんこと西田は、同作の制作秘話を披露。スーさんを演じた故・三國連太郎との共演を振り返り、「2人の出会いは今でも思い出します。面白い先輩でしたね~。毎年楽しみでした」と感慨深げ。同作では、自身によるアドリブシーンも多く、「オーソドックに演じても笑いはとれない。いつも色々考えてた」と語る西田は、「台本にはないセリフのやりとりは楽しかった。スタッフは大変だっただろうけど」と笑みを浮かべた。

また、西田はMCを務める千原との対談企画にも参加し、俳優業についてトークを展開。自身の十八番とも言えるアドリブについて、「筋道から外れないように、分かりやすく、もっと面白くというのがいつも頭にあります」と明かし、若い役者について「"若い"と"生意気"は同じ。生意気じゃないとダメ。とがってると面白いな~と思う」と持論を語った。西田は、千原が出演している作品も鑑賞したことがあるそうで、「シャープでキレキレの時のニオイが残ってる。色んな役ができると思う」と大絶賛された千原は、「ほとんど人を殺める役なんですけど」と恐縮しつつ照れ笑いしていた。