「六角堂 夜の特別拝観」を開催

華道家元池坊は4月11日~13日、京都府京都市「紫雲山頂法寺 六角堂」にて、「六角堂 夜の特別拝観」を開催する。

池坊由紀の超大作や、桜を使った幅6mのいけばなを特別展示

同イベントは、池坊の歴代家元が住職を務めるいけばな発祥の寺院「紫雲山頂法寺 六角堂」にて実施する特別拝観。京都の花見シーズンのフィナーレを飾る3日間、開催される。夜の特別拝観は、2011年の池坊550年祭から開催し、今回で3回目となる。

1,400年の歴史を誇る六角堂の境内にある「山門」「本堂」「池」などを舞台に、歴史ある六角堂の和空間を、次期家元・池坊由紀の5mを越える超大作いけばな作品で華麗に演出する。

また今年は、桜の木を使った幅6mの大作など、武士の時代に親しまれた力強い古典立花も特別に展示。灯籠で幻想的に照らし出された境内に浮かび上がる六角堂と、幻想的で迫力あるいけばな作品を楽しめるという。

会期中には、六角堂名物「鳩みくじ」(1個500円)の期間限定色が登場。通常の青色に加え、六角堂お茶所にてピンクの鳩も販売する。

期間限定色の「鳩みくじ」(1個500円)を販売

開催日時は、4月11日~13日 18時~21時。いけばな作品の展示は12日まで。会場は、「紫雲山頂法寺 六角堂」(京都府京都市中京区烏丸六角上ル)。拝観料は無料。

同時開催イベントとして、全国の華道家が生けたいけばな約1,000作品が楽しめる「春のいけばな展」も開催する。4月11日~14日 10時~18時。12日は17時まで、14日は16時まで。会場は、六角堂のほとりに建つ「池坊会館」。入場料は、当日券500円(高校生以下無料)となる。