JR東日本は23日、京浜東北線川崎駅脱線事故にともなう一部運休について発表した。事故の影響で同日10時現在、蒲田~鶴見間の上下線で運転見合わせとなっている。

京浜東北線E233系

川崎駅での脱線事故は23日1時11分頃発生。旅客列車の運行終了後、京浜東北線を走行していた桜木町発蒲田行の回送列車が川崎駅構内の工事用車両と衝突し、先頭車両が横転、2両目も脱線して、運転士ら2名が負傷したと報じられている。JR東日本によれば、この事故の影響で京浜東北線蒲田~鶴見間は上下線とも運転を見合わせており、「運転再開までには相当な時間がかかる見込み」とのこと。

また、京浜東北線大宮~蒲田間、京浜東北・根岸線鶴見~大船間も本数を減らしての運転に。南武線も京浜東北線川崎駅脱線事故にともなう復旧作業の影響で、23日10~11時頃にかけて川崎~武蔵中原間の上下線で運転を見合わせる。