女優の小芝風花が21日、都内で行われた映画『魔女の宅急便』の感謝状贈呈式に出席した。

左から、小芝風花、原作者の角野栄子

3月1日から全国公開される同作は、一人前の魔女になるために修行をする少女の成長を描いた物語で、角野栄子の同名小説(角川文庫刊・福音館書店刊)を実写化したもの。キャリア教育を行なう文部科学省は、子どもたちが働くことや生きることについて学べる作品として、同作に感謝状を贈呈した。

第3回キャリア教育推進連携シンポジウム内で行われた贈呈式には、主演の小芝と原作者の角野が出席。賞状を受け取った主演の小芝は「ありがとうございます」と喜ぶも、緊張のあまり、「復習したのに……、忘れちゃいました!」とあいさつをド忘れ。気を取り直して、「初めはすごく不安だったけど、今の私が出来ることを精一杯やろうと演じました」と撮影を振り返った小芝は、「色んな体験をしてキキが成長していく物語です」と元気にアピールした。

贈呈式終了後、報道陣の取材に応じた小芝は、「賞状が手汗でフニャフニャになってしまいました。今日はちゃんとしようと思ってたんですけど」と苦笑い。飛行シーンが多い撮影について「高いところが好きなので楽しかったです。でも、身体的には生キズが絶えなくて」と笑顔で振り返ると、角野は「すごく生き生きとしてた。可愛いだけじゃない何かがあるキキを見事に演じてました」と大絶賛した。また、今後について「殺人犯とか、陰で悪い事をしてる役をやりたい」と意気揚々と語る小芝に、角野が「しばらくはやめてね」と釘を刺し、報道陣の笑いを誘っていた。