AKB48大島チームKとして劇場公演演目をリニューアルし、ウェイティングII公演として再演することとなった「最終ベルが鳴る」公演が20日、初日を迎えた。

「最終ベルが鳴る」公演でファンにあいさつする大島優子

同公演は、卒業までの残り少ない日々を送る大島優子が、チームKキャプテンとして劇場でパフォーマンスする貴重な演目。初日のステージで大島は、「大組閣前に、大島チームKとしての結束を固めるため、メンバー全員チームK魂を持ってレッスンを重ね、本日初日を迎えました」とあいさつした。

「16人姉妹の歌」では、AKB48総合プロデューサー・秋元康氏が大島チームKのために作詞し直し、タイトルも「19人姉妹の歌」と一新。大島チームKの個性豊かなメンバーにより、披露された。「回遊魚のキャパシティ」では独特のコール"キャパキャパキャパキャパキャパシティー!"が場内に響き渡り、「事前に(ファンの)みなさんに演目をお知らせしておいてよかった」と大島も笑顔に。

また、「ごめんねジュエル」を歌った前田亜美、近野莉菜は、初演時は研究生として同曲のバックダンサーをしていたと話し、「こうしてユニットとして前で歌えることになるなんて思わなかった」と感慨深い様子。また、ドラフト生としては初の劇場公演デビュー曲となる「狼とプライド」は、後藤萌咲と下口ひななの12歳コンビ"ナマイキッズ"(自称)が緊張しながらも元気いっぱいに披露した。

「最終ベルが鳴る」公演は2008年5月、AKB48チームK4th Stageとして初演を迎えた。当時、この演目に出演していた現・大島チームKメンバーは、大島優子と倉持明日香の2人。また、近野莉菜はこの公演中に研究生から昇格した。

「19人姉妹の歌」を披露する近野莉菜、大島優子、倉持明日香(左から)

(C)AKS