2016年にはオアシス25周年を迎えるノエル・ギャラガー(左)とリアム・ギャラガー (C)BANG Media International

元オアシスで、現在はノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズを率いるノエル・ギャラガーが、オアシスの映画作品を製作するためにスタジオ側からアプローチを受けているという。

2009年のバンド解散以来、弟のリアム・ギャラガーとろくに口もきいていないというノエルは、今回のオファーを慎重に検討しているらしい。2月16日に開催された英国アカデミー賞(BAFTA)後のザ・ワインスタイン・カンパニー主催のアフターパーティーでノエルは、ザ・サン紙に次のように明かしている。

「その話ならマジでもう俺にオファーが来てるよ。すっごく妙な感じがするけど、同時にそそられる企画でもあるね。もしこの話が、俺がこんなパーティーに来てブラッド・ピットがサーモンでも食べている様子を見られるっていうことなんだったら、1年くらいかけて映画の1本くらい作ってやってもいいぜ」

ロンドンのローズウッド・ホテルで開かれた同パーティーに妻のサラを同伴して出席していたノエルは、この映画作品が実現した際にはマイケル・ファスベンダーに主役を演じてもらいたいというが、自身が自分の役もしくは弟のリアム役を演じる、といった噂もある。またノエルによると、タイトルは今のところ『20イヤーズ・ア・ギーザー』という仮タイトルがつけられているという。

なお、同パーティーでかかっていた音楽に対して不満を言っていたノエルだったが、ハリウッドスターたちと混ざっての時間を楽しんだ模様。同アワードの開始前には、高級ホテルのグロスブナー・ハウスでの夕食会でノエルがブラッドリー・クーパーと会話する様子や、エマ・トムソンがノエルをハグする姿などが目撃されている。

一方、リアムはザ・ビートルズを描く新作映画のキャスティングを行うところで、マイケル・ウィンターボトムを監督に迎えたという。

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