ディラックは19日、台湾Lian Li製のPCケース「PC-A51」シリーズを発表した。シルバーとブラックの2色を用意。2月21日より発売する。店頭予想価格は22,000円前後。

「PC-A51B」(ブラック)

「PC-A51A」(シルバー)

ATXフォームファクタ対応のミドルタワー型ケース。電源の配置を見直すことで小型化を図り、背面吸気/前面排気という独特のエアフロー方式を採用した。ケース幅が230mmと若干広めに設計されており、裏配線用のスペースとして30mmを確保している。標準搭載ファン数は、前面に140mm×1基、後面に120mm×1基。上面と底面に120mm/140mm×2基を取り付け可能。背面と上面にはメッシュフィルターも装備する。

搭載ベイ数は外部5.25インチベイ×1基、内部3.5インチベイ×5基(2.5インチデバイスと排他仕様)。HDDの固定はディスクケージではなく、HDDホルダーを吊り下げるように固定する「Suspension Bay System」(S.B.S)を採用。HDDホルダーは取り外すことができ、2.5インチHDDホルダーとして裏面部に取り付けることも可能。

主な仕様は、拡張スロット数が7基、拡張カードスペースが最大400mmまで、CPUクーラーの高さが最大175mmまで、搭載できる電源の奥行きは160mmまで。簡易水冷キットの踏査にも対応する。外部インタフェース類は、USB 3.0×4基、オーディオ入出力。本体サイズはW230×D489×H393mm。対応フォームファクタはATX、マイクロATX、Mini-ITX。