Infineon Technologiesは、モバイル機器向けバッテリー管理ICの第3世代品となる「ORIGA 3」を発表した。

同製品は、インターネット ブラウジング、ナビゲーション、ビデオ ストリーミングなどの機能や、FacebookやTwitterなど自動的に更新されるアプリケーションが常に稼働するような環境においてもバッテリー残量を正確に判断することを可能とする独自の「PrediGaugeテクノロジー」を採用。これにより、数分間バッテリーを休ませるだけで、それ以降の開回路電圧(OCV)とそれに基づく充電状態の予測を平均1%の精度で行うことができるようになるという。

また、正確な温度検知機能や外部温度、歪み、湿度などの複数のセンサ入力にも対応しており、それらの情報はすべて、MIPI BIFデジタルプロトコルを使ってホスト機器に伝送される。

さらに、強化された楕円曲線暗号システム(ECC)に基づく認証機能を搭載。第2世代品である「ORIGA 2」で導入されたORIGA Digital Certificateも搭載しており、それぞれのチップごとに個別の鍵を割り当てることができるほか、第3世代品としては、ファームウェアの安全なフィールドアップデートにも対応し、ハッカー攻撃からの保護機能も強化されたという。

なお、同製品のエンジニアリング サンプルとスターターキットは2014年3月に供給が開始される予定だという。

モバイル機器向けバッテリー管理IC「ORIGA 3」の機能ブロック