仕事がある日のランチ(昼食)の取り方、「買って食べる」が約7割弱

インターネット調査会社のマーシュはこのほど、「仕事中の昼休みの過ごし方」に関するアンケートを実施、その結果を公開した。

同調査は1月17日~21日、アンケートモニターサイト「D STYLE WEB」の登録会員で、1都3県に在住する会社員または公務員の、20代~50代の男女800名を対象に実施した。

仕事がある日のランチ(昼食)は、「買って食べる」が約7割に

仕事がある日のランチ(昼食)の取り方について複数回答で聞いたところ、もっとも多かったのは「買って食べる」という回答で68.6%となり、57.4%の「外食」を約10ポイント上回った。

"食事以外"の時間は、パソコンやスマホの使用がメインに

次に、休憩時間中の"食事以外"の時間をどのように過ごすことが多いかを尋ねたところ、もっとも多かったのは「携帯・スマホを見る」で56.9%となった。次に多いのは「人と話す」(52.2%)だが、3番目に多いのは「パソコン(ノート・タブレット)を見る」(44.9%)となり、空き時間にパソコンやスマートフォンを使用する人が多いことがわかる。

"食事以外"の時間は、パソコンやスマホの使用が主流

休憩時間の使い方、理想は「1人でゆっくり過ごす」

続いて、もっとも理想的だと思う休憩時間の使い方として、自分の考えに合うものを1つだけ選択してもらったところ、「1人の時間にして、のんびりリラックスして過ごす」が59.2%でもっとも多く、1人でゆっくりできることが理想的であると考える人が多い結果となった。次に多かったのは、「同僚や友人と会話しながら、楽しく過ごす」(33.7%)で、人とコミュニケーションを取って楽しく過ごすことが理想的だと考える人は3割強という結果に。「勉強や情報収集、スキルアップのために活用する」を選択した人は、4.3%だった。

理想的な休憩時間、「1人で、のんびりリラックス」が6割

最後に、理想的な休憩時間のために「こういう場所(またはお店)があったらいいのに」と思うことについて自由回答で記述してもらったところ、「1人で過ごしやすい」「1人でも入りやすい」「1人席が多い」「個室」といった、"1人"で静かにゆっくり過ごせる場所が欲しいという意見が多く、寄せられた回答(「特にない」「わからない」などは除く)のうち約3割を占めた。また、「仮眠・昼寝ができる場所が欲しい」という声も多く、こちらは約2割を占めた。1人の時間を持つことや、ほんの少しの仮眠という休息で、しばしの間ストレスから解放されてリフレッシュできると考える人が少なくない様子がうかがえる。

回答例としては、「簡単な個室になっていて食事や仮眠ができる店。(ネットカフェとは違う感じ)」(20代男性)、「1人になれて、畳の部屋、もしくは横になれるベッドやソファがあればうれしい。本を読んだり、仮眠がとれることが理想」(40代男性)、「公共的な場所で、テーブルで食べたい。会社で食事をとるとついつい仕事の一部になってしまうから」(50代男性)などの声が寄せられた。

その他、調査の詳細は同社アンケートページにて確認できる。