俳優の瀬戸康史、女優の北乃きいが出演する、人気ライトノベル『僕は友達が少ない』(通称"はがない")の実写映画版が2月1日に公開され、アニメ版"はがない"の声優陣が絶賛のコメントを寄せている。

実写版で主人公・羽瀬川小鷹を演じる瀬戸康史(左)と、三日月夜空役の北乃きい(右)

同映画は、"友達作りの部活"「隣人部」の部員たちが繰り広げる、"残念"でも"まっすぐ"な青春エンターテイメントムービー。「隣人部」という少々残念な設定と、部員たちのリアルな日常やその愛すべきシンプルな世界観はそのままに、映画ではスケールと深さを併せ持つオリジナルストーリーが展開。いつもひとりぼっちでいた主人公・羽瀬川小鷹を瀬戸康史が、自由奔放すぎる黒髪の美少女・三日月夜空を北乃きいが演じる。

アニメ版で主人公・羽瀬川小鷹の声と担当した声優・木村良平は「『僕は友達が少ない』の世界を活かしてくださった上での実写化で、すごく楽しめました。作品らしい"残念さ"を見事に醸し出していて、『同じ世界を共有できてるな』と思えることがすごいことだな、それが大事なんだろうなと感じられました」と実写版を評価し、「原作の思い入れのある僕みたいな人間でも安心して楽しむことができる映画」と太鼓判を押した。

三日月夜空役・井上麻里奈は夜空と星奈と小鷹との三角関係の部分が非常に見どころかなと思っております。私自身、小鷹と夜空の裏話はすごく思い入れのある大好きなシーンだったので、実写の映像で見ることができてすごくうれしかったです」と見どころを挙げ、「再現率の高い映像になっていて素敵でした」と称賛。

メイド服の美少年・楠幸村役の山本希望も「映画でもいい意味で残念なキャラクターたちで本当に安心しました(笑)」とホッとした様子。そして、「私が演じさせていただいたセリフを実写の役者さんがしゃべっていたりだとか、聞き覚えのあるセリフがたくさん出てきたので、そこはアニメファンも楽しめるところだと思います。さらにまたアニメとは違う展開になったりしてドキドキなのでぜひみなさんチェックしてください」と実写版のおもしろみを伝えた。

(C)2014映画「僕は友達が少ない」製作委員会