マカフィーは2月13日、同社ブログにおいてバレンタインにおけるソーシャルメディア利用についての調査結果を紹介している。

同ブログで紹介しているのは、マカフィーが世界15カ国で個人のプライベート情報の保護・管理の実態を調査した「恋愛、人間関係、テクノロジーに関する調査」。同調査は、Futures CompanyとMSI Researchが実施。世界15カ国の18~54歳の成人、計9,338人の年齢と性別は均等に分けインターネット上で調査したものとなる。調査期間は2013年12月3日から2014年1月16日まで。

今回同ブログでは、設問のひとつである「バレンタインをソーシャルメディアで祝う計画はありますか? 」という質問の回答を取り上げている。同調査によると、この質問に「無し」と答えた日本人の割合は88%で、調査対象の15カ国中、最も高い数値だったという。一方で、「有り(祝う)」と回答した日本人の「祝福の仕方」は興味深い傾向が見られる。メッセージを書き込むより、写真を公開する割合の方が高く、これは多くの国と逆の結果だという。また、「Eメール、メッセージまたはソーシャルメディアページを通じてバレンタインデーにセクシーな画像またはロマンチックな画像を送りますか? 」との質問に「はい」と答えた日本人は6%で、15カ国中、最低の数値だったという。

「バレンタインをソーシャルメディアで祝う計画はありますか?」の質問に「無し」と回答した人の割合。日本が88%でトップ

「Eメール、メッセージまたはソーシャルメディアページを通じてバレンタインデーにセクシーな画像またはロマンチックな画像を送りますか?」の質問に「はい」と回答した人の割合。最も低いのは日本(6%)でトップは中国(53%)

バレンタインデーにセクシーな画像を送る習慣はないが、写真の公開に抵抗がないという日本人の傾向に対し、マカフィーでは、ソーシャル・バレンタインにおける安易な行動は避けるよう呼びかけている。別れた恋人や配偶者の卑猥な写真などをインターネット上に公開する「リベンジ・ポルノ」の被害が騒がれる中、プライベート情報の公開には慎重に判断したい。

(記事提供:AndroWire編集部)