Windows Internet Explorer 11

2014年2月のWindows定例アップデートの提供が開始された。このアップデートにはIEに関するセキュリティ脆弱性の修正が含まれており、IEを使用しているすべてのユーザに対してアップデートが推奨されている。自動アップデート機能を無効にしている場合には手動でアップデートを実施する必要がある。細工されたページを閲覧することで任意のコードが実行されるセキュリティ脆弱性が修正されており、アップデートを適用していない場合には注意が必要。

修正されたセキュリティ脆弱性に関してはIEBlogに掲載された記事「February 2014 Internet Explorer Updates」などに概要がまとまっている。プライベートで報告されてきた23のセキュリティ脆弱性が修正されているほか、パブリックに公開されたセキュリティ脆弱性1つが修正されている。もっとも危険性の高いセキュリティ脆弱性が、細工されたページを閲覧することで任意のコードを遠隔から実行できるという内容だと説明がある。

このセキュリティ脆弱性の修正はIE6、IE7、IE8、IE9、IE10、IE11が影響を受けるとされており、サポートされているIEを使用しているすべてのユーザがアップグレードの対象となる。

2014年2月分定例アップデート

2014年2月分定例アップデート

IE11 on Windows 7動作例

IE11 on Windows 7動作例