オリンパスイメージングは2月12日、アウトドア撮影向きのコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS TG-850 Tough」を発表した。防水・防塵、耐衝撃、耐低音、耐荷重のタフ性能を特徴としている。発売は3月下旬で、価格はオープン。推定市場価格は35,000円前後。

OLYMPUS STYLUS TG-850 Tough

水深10mの防水や防塵設計をはじめ、耐落下衝撃 2.1m、耐低温 -10度、耐荷重 100kgfのタフ性能を有する。また、同社の「Tough」シリーズでは初となるチルト液晶を搭載している。ローアングル撮影や自分撮りに活用できる。

焦点距離21~105mm (35mm判換算)の光学5倍ズームレンズを搭載。1,600万画素の裏面照射型CMOSセンサーと画像処理エンジン「TruePic VII」による「iHSテクノロジー」は、同社のミラーレス一眼上級機「OM-D E-M1」と同じものとなっている。60PのフルHD動画撮影が可能なほか、7種類のアートフィルターを用意している。

その他の主な仕様は、CMOSセンサーサイズが1/2.3型、レンズの開放F値がF3.5~F5.7、手振れ補正機能はレンズシフト式となっている。背面のモニターは約46万ドット・3型の液晶方式。利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードと内蔵メモリ(約39MB)、Eye-FiやFlashAirにも対応する。動画の記録形式はMOV/H.264、動画の最大記録画素数は1,920×1,080ドット(フルHD)。サイズはW109.9×D27.6×H64.1mm、重量は218g(電池、メモリーカードを含む)。

液晶のチルト角は180度まで対応

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