AKB48の姉妹ユニット・HKT48の指原莉乃が、福田雄一監督・脚本のコメディ映画『薔薇色のブー子』(5月30日公開)で主演を務めることが4日、明らかになった。

劇中で散々な目にあわされる"ブー子"演じる主演のHKT48・指原莉乃

『HK/変態仮面』『勇者ヨシヒコと魔王の城』など独特の世界観を持つ喜劇作家・福田雄一が監督・脚本を務める同作は、昨年の「第5回AKB48選抜総選挙」で1位に輝いた指原を祝して企画された作品だが、劇中で落とし穴に落ちたり、車に轢かれたり、池に落ちたりと、指原は散々な目にあわされる。指原のほか、ユースケ・サンタマリア、ムロツヨシ、鈴木福らの出演も合わせて発表された。

指原が演じるのは、少女漫画みたいな出会いがあると信じてきた大学生の幸子。いつも文句ばかりであだ名は"ブー子"。華やかなキャンパスライフには縁がなく、部屋にこもって少女漫画を読む日々を送ってきたが、ある日、漫画の趣味がぴったりでジョニー・デップ似という男の子、スパロウさんとツイッター上で知り合い「この人と会って私は変わるんだ!」と心に誓う。

そして会う約束をしたものの、むくみをとるためジョギングに出かければ何十匹もの黒猫や不吉なカップルと遭遇し、素人どっきりの撮影隊によって落とし穴にはまり、服を買いに行ったデパートでもハプニングに見まわれる始末。前途多難な計画の行方、そして運命の人、スパロウさんの正体とは…!?

同じく福田監督作の『劇場版 ミューズの鏡~マイプリティドール~』(2012年)以来、2度目の主演に挑む指原は「たくさんの素敵な俳優さん、女優さんに囲まれての撮影は常にドキドキでした。演技下手な私も頑張りました!」と撮影を振り返り、「内容は、まさに悲劇のヒロイン。かわいそうな私を笑ってください!」とコメント。

福田監督は「日本のトップアイドルの1位に君臨する指原莉乃さんをイメージして脚本を書きました。ビューティー・オブ・ザ・イヤーの指原さんの、素のままを演じていただいています。指原さんの魅力がたっぷり詰まった本作の完成をぜひ楽しみにしていてください!」と自信を見せている。

(C)2014「薔薇色のブー子」製作委員会