キヤノンは2月3日、経済産業省が主導する「カーボンフットプリントを活用したカーボン* オフセット」制度を複合機において導入すると発表した。同制度により、再生複合機でカーボン* オフセットを行うことで、製品ライフサイクル全体のCO2排出量ゼロを実現する。

今回、同制度を導入する製品はキヤノンの再生複合機Refreshed シリーズのうち「iR C3580F-R」など合計6機種。

「iR C3580F-R」は、これまでも製造段階までのCO2排出量をオフセットしていたが、今回の制度を導入することで、製品ライフサイクル全体で排出されるCO2 排出量をオフセットし、製品の物流やユーザーによる使用、廃棄、リサイクル処理まで含めた、製品ライフサイクルでのCO2排出量ゼロを実現する。

なお、CO2排出量がゼロと認定されると、環境に配慮した製品として経済産業省より認定証として「どんぐり」マークが付与され、製品やカタログで使用できる。同社では、この「どんぐり」マーク認定の再生複合機を2014年3月より順次販売していく予定。

なお、カーボンフットプリントを活用したカーボン* オフセット制度対象機種は、次のとおり。

カラー複合機

  • iR C3580F-R

モノクロ複合機

  • iR 3225F-R

  • iR 3245F-R

  • iR 3025F-R

  • iR 3035F-R

  • iR 5065N-R