米Googleは3日(現地時間)、HDMI接続のスティック型デバイス「Chromecast」のソフトウェア開発キット(SDK)を開発者向けに公開した。公開されたAPIは、Android、iOS、Chrome向けの3種類。

Chromecastは、HDMI経由でテレビやモニタに接続し、YouTubeやHuluなどのストリーミング動画を再生できる小型デバイス。単体では動作せず、タブレットやスマートフォン、PC(Google Chrome)などからコントロールすることも特徴。本体サイズはW35×D72×H12mm、重量は34g。

今回のSDK公開により、既に公式アプリとしてリリースされている映画や音楽再生、テレビ番組の視聴などだけでなく、今後、ユーザーがSDKで開発した独自アプリも利用できるようになる。同社は最新のChromecast用アプリのリストも公開中だ。

「Chromecast」とその接続イメージ