俳優の高橋克典、木村多江、倉科カナ、八嶋智人、壇蜜、小林稔侍が31日、都内で行われたNHKプレミアムドラマ『珈琲屋の人々』の会見に出席した。

ドラマ『珈琲屋の人々』の会見に出席した小林稔侍、倉科カナ、高橋克典、木村多江、八嶋智人、壇蜜(左から)

本作の舞台は、東京下町の商店街にたたずむレトロな喫茶「珈琲屋」。「珈琲屋」に日々集う人々の問題や悩みが日々持ち込まれることで繰り広げられる心温まるヒューマンドラマだ。同ドラマは、4月6日から5月4日までの毎週日曜(22:00~)に放送予定(全5回)。

珈琲屋の店主・行介役を演じる高橋は「行介は過去に過ちを犯し、そのことを背負って生きているんですけれども、商店街の行介を取り巻く人たちのお蔭で前を向いて歩いていられるような男です」と役柄について紹介した。もともと珈琲が大好きという高橋だが、「珈琲の入れ方も練習しました。一式そろえて珈琲豆もかじるようになって、だいぶ美味しいものも入れられるようになりました。色んな市販のものの味の違いも味わえるようになって、ちょっと違いの分かる男になってきたなという感じです」と珈琲店主役としての自信ものぞかせた。

今作がNHKドラマ初出演となる壇蜜は「お色気は封印している?」と質問されると、「そうですね。コンプライアンス イズ モスト インポータントです。コンプライアンスと聞くと、去年はここ(うなじに手を当てて)がかゆくなりました。やわらかい部分がかゆくなるんです…」と壇蜜節でコメントし、会場の笑いを誘った。しかし、「おでん屋の女将という役柄ですので、この現場に馴染んで質感を整えるという意味では、今回はお着物でしっかりとお務めしていきたいと思います」とお色気のある衣装は封印する意向を語った。

また、作品については「小さい頃から家の近くに商店街がありまして、そこで色々な方々と交流して私も育てられたようなものですので、今回商店街で働く立場の役をお勤めできることは光栄でした。先ほどから島木さん(八嶋の役名)の背中に、おそらく倉科カナさんのものであろう長い髪の毛が付いているあたり、大人のドラマだなと思います」とPRした。