フラッシュバックジャパンは31日、アップルの動画編集ソフト「Final Cut Pro X」に対応したトラッキングプラグイン「TrackX with mocha(トラック エックス ウィズ モカ)」を発売した。ダウンロード販売のみで、価格は1万1,340円。

「TrackX with mocha」操作画面

本製品は、Imagineer Systems社のトラッキングツール「mocha」でお馴染みのプラナートラッキング技術を搭載した、CoreMelt社製のFinal Cut Pro X専用プラグイン。他のソフトウェアとの連携の必要がなく、すべての作業がFinal Cut Pro X内で完結するのが特徴で、背景のモーションを正確にトラッキングし、レイヤー/テキストの挿入やはめ込み合成を簡単に実現できるという。対応アプリケーションはFinal Cut Pro X 10.0.8以降(10.0.9以降推奨)、対応OSはMac OS X 10.7.5以降(10.8.3以降推奨)。

なお、姉妹品である「SliceX with mocha」と本製品をセットにした「SliceX with mocha + TrackX with mocha バンドル」も同時発売された。SliceX with mochaは、Final Cut Pro Xでシェイプマスクや動画マスクを手軽に作成できる専用プラグイン。セット製品の価格は1万7,010円で、単品合計価格から5,670円割引となっている。

はめ込み合成例

レイヤーのトラッキング例

オブジェクトのトラッキングとテキスト挿入例