日本たばこ産業(JT)は30日、4月からの消費増税に伴い、主力たばこ商品107銘柄について財務省に小売定価改定の認可申請を行った。1箱当たり10~20円値上げし、消費税率の引上げ分を転嫁する。

対象商品は、紙巻たばこ全93銘柄のうち92銘柄、かぎたばこ(詰替用カートリッジ含む)全12銘柄のうち4銘柄、パイプたばこ(たばこポッド)全7銘柄、刻みたばこ全4銘柄の合計107銘柄。

このうち、「セブンスター」「ピース」は現行440円を460円に、「ピアニッシモ」は現行440円を450円に、「メビウス」は現行410円を430円に、「キャスター」「キャビン」は現行410円を420円に、「ホープ」は現行220円を230円に値上げする。

「ザ・ピース」など一部銘柄の価格は据え置く。値上げは財務省の認可を受けた後、4月1日より実施する予定。