ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは1月30日、リアルタイムネットワークセキュリティ可視化ソリューション「WatchGuard Dimension」の機能拡張版を発表した。今回の機能拡張版では、VMwareのハイパーバイザ環境に加えてMicrosoft Hyper-Vにも対応し、拡張性、可用性、視認性も向上した。

WatchGuard Dimension

WatchGuard Dimensionは、XTMシリーズを利用中のユーザー向けに無償の仮想アプライアンスとして提供され、容易な設定で利用を開始できる。今回のアップデートでは、アクセススピードの高速化、拡張性の向上、外部および共有データベースのサポートを実現している。また、動的なホスト名解決により視認性も向上しており、2014年第1四半期中には主要国の言語もサポートされる予定となっている。

ウォッチガードのコーポレート/製品戦略担当バイスプレジデントであるデイブ・テイラー氏は、次のように述べている。

「Dimensionは、当社のUTM(統合脅威管理)アプライアンスであるXTMシリーズに標準搭載され、高い評価を得ている。セキュリティ脅威や重要な傾向に対する重要な知見を得るため、クラウドベースの可視化ツールだ。Dimensionをリリースして6か月も経っていないが、ユーザーから有益なフィードバックを受け、要望にいち早く応えるために機能拡張版をリリースした」