大塚商会は1月30日、オンラインストレージサービス「どこでもキャビネット」のバージョンアップを実施したと発表した。

本製品は、インターネット上にファイルを保管できるスペースを貸し出す法人向けオンラインストレージサービスで、ビジネスでの利用に必須のセキュリティ環境、組織内のルールに合わせた運用を可能にするさまざまな管理機能を提供、社内共有データをノートPCやiPad、Androidなどのスマートデバイスでどこからでも参照できるファイル共有サービス。

今回のバージョンアップでは、削除済みデータの検索結果から、削除時の階層構造のまま、一括でファイルを戻すことができる「削除データ管理機能」、スマートデバイス版で、全名刺をサムネイル一覧表示できる「名刺管理機能」、iOS版アプリにおいて、ファイルを端末に保管できないよう、ダウンロードや他のアプリ(メールなど)に送ることができない制限を設定することができる「iOS版ファイルダウンロード制限」などの機能が強化された。なお、製品のバージョンアップに際し、利用料金に追加や変更は発生しない。

「削除データ管理機能」

どこでもキャビネットの月額利用料は、容量50GB、ユーザ数が10で3,000円、容量100GB、ユーザ数が50で5,000円、容量1TB、ユーザ数が1,000で5万円となっている。