PFUは1月30日、紙文書の電子化と活用を効率的に実現し、導入が容易なドキュメントソリューション「PFUドキュメントファイリング・シリーズ」を発売した。

同社は、従来から企業向けにドキュメントソリューションを提供してきたが、これらを容易に導入できるようにパッケージ化して販売する。

PFUドキュメントファイリング・シリーズは、多くの紙文書を使用している業務の中から導入効果が高い「契約書管理」「通知・通達文書管理」「貿易帳票管理」「人事帳票管理」「証憑管理」の5つの業務がシステム化されている。同社は、本製品をハードウェア、ソフトウェアとスタートアップサービスを合わせてワンストップで提供する。

導入にあたっては、PFUの文書情報管理士が管理対象にあたる文書分類を含めて体系立てて管理できるように設計する。また、当システム導入後も拡張サービスを使って業務範囲や利用規模を拡大することができるため、必要最小限の投資からスタートし、その有効性を実感しながら基幹業務に近い領域まで適用範囲を広げることができるという。

PFUドキュメントファイリング・シリーズの利用イメージ

PFUドキュメントファイリング・シリーズは、導入が容易に行えるよう、PFUが持つ構築実績をベースとしたスタートアップサービスに加え、ハードウェア(サーバ機器、スキャナ)、ソフトウェア(ファイリングソフト、データベース)をパッケージ化しており、早期導入が可能だ。

同社の業務用イメージスキャナ「fiシリーズ」と連携できるほか、契約書などの袋とじされている文書は、標準装備されているオーバーヘッド型のパーソナルドキュメントスキャナ「ScanSnap SV600」を使用することで、冊子をめくるだけで簡単に電子化できる。