「第46回ミス日本コンテスト2014」が27日、東京・新宿の京王プラザホテルで行われ、大分県出身の聖心女子大生、沼田萌花さん(21)がグランプリに選ばれた。

「第46回ミス日本コンテスト2014」のグランプリに選ばれた沼田萌花さん

同コンテストは、藤原紀香らを輩出した歴史ある大会。この日は、2,553人の応募者から選ばれたファイナリスト13人が最終選考に臨み、着物・ドレス・水着の審査を経て、沼田萌花さんがグランプリに選出された。名前を呼ばれてから驚いた様子ながらも涙を見せなかった沼田さんは「今まで支えて下さった方への感謝の気持ちでいっぱいです。ミス日本のグランプリという素晴らしい賞をいただきき、本当にうれしいです」と喜びながら「これから1年間、グランプリとしての役目を頑張り、ミス日本のグランプリに相応しい女性になれるように精進してきたいと思います」と自覚も十分。受賞の喜びを「もう亡くなってしまったんですが、天国にいる大好きだったお祖父ちゃんに伝えたいです」と話していた。

大分県中津市出身の沼田さんは、現在、聖心女子大学文学部哲学科に在学中。「大学で哲学を勉強しているので、フランスと日本の文化の相互理解活動のお手伝いができればと思っています」と語り、「書道が得意ですので、生涯の夢としてフランスで子どもたちに書を教えることが夢です。それともう一つの夢は客室乗務員」と将来の夢を語った。また、同じ大分県出身で年齢も同じHKT48の指原莉乃を「意識する?」という質問には「してないですね。(指原が大分出身とは)知りませんでした(笑)」と答え、「好きな芸能人は谷原章介さんです。品があってジェントルマンで、凛とした姿が素敵だと思います。今は恋人はいないので、これからもしできたら(得意の料理で)お弁当を作ってピクニックに行きたいですね」と矢継ぎ早に飛ぶ報道陣の質問にも笑顔で応えていた。

なお、ミス日本 水の天使には、埼玉県出身の神田れいみさん(20)、ミス日本 海の日には、兵庫県出身の花岡麻里名さん(24)、ミス日本 ネイチャーには、東京都出身の長谷川舞衣(20)、ミス日本 ミス着物には、長崎県出身の尾崎優子さん(19)、準ミス日本には、東京都出身の臼田美咲さん(22)を選出。また、前日に発表されたスポニチ特別賞には、山梨県出身の本田華奈子さん(20)が選ばれている。