日本アカデミー賞の中で唯一、一般人が投票に参加できる「話題賞」の中間発表が行われ、作品部門では松本潤&上野樹里出演『陽だまりの彼女』が、俳優部門では、堺雅人主演『ひまわりの子犬の7日間』で銀幕デビューを果たしたオードリー・若林正恭が1位になったことが26日、明らかになった。

日本アカデミー賞話題賞の中間発表で1位になったオードリー・若林正恭(右は相方の春日俊彰)

1980年の第3回日本アカデミー賞から創設された「オールナイトニッポンリスナーが選ぶ 日本アカデミー賞 話題賞」は、オールナイトニッポンリスナーならではの"話題"にポイントを置いて投票される賞で、作品部門と俳優部門の2つの部門がある。昨年は、作品部門は神木隆之介主演『桐島、部活やめるってよ』、俳優部門は山田孝之主演『闇金ウシジマくん』に出演したAKB48・大島優子が選ばれた。

授賞式当日夜の特番のパーソナリティを務めるコトブキツカサ

今回の中間発表の作品部門では、『陽だまりの彼女』が1位となり、続けて『ひまわりの子犬の7日間』『真夏の方程式』『劇場版 SPEC 結(クローズ)』『そして父になる』が上位に登場。俳優部門では、『ひまわりの子犬の7日間』出演のオードリー・若林正恭が最有力候補となり、続いて福山雅治、大島優子、松本潤、前田敦子の名前が挙がっている。

投票は、『オールナイトニッポン』のホームページ内特設ページで2月9日まで受け付けており、最終結果は2月20日深夜1時からの『ナインティナインのオールナイトニッポン』の中で発表される。また、3月7日に行われる授賞式には、昨年の俳優部門に輝いた大島優子がプレゼンターとして出席し、作品部門・俳優部門の受賞者にトロフィーを手渡す予定だ。授賞式当日夜に放送されるニッポン放送の特番では、映画パーソナリティー・コトブキツカサが司会を務める。

第37回(2014年)日本アカデミー賞 話題賞 中間発表

順位 作品部門 俳優部門
1 陽だまりの彼女 オードリー・若林正恭
2 ひまわりと子犬の7日間 福山雅治
3 真夏の方程式 大島優子
4 劇場版 SPEC 結(クローズ) 松本潤
5 そして父になる 前田敦子